ごあいさつ
はじめまして! NEARのCEOをやっている原祐太(はらゆうた)と申します。 今回は少しだけ「なぜNEARというデザイン事業を作ることになったのか?」その背景をお話させていただきますね。
NEARを作ることになった背景
NEARデザイナーの大地とは、実は中学生からの付き合いで、もう20年来の親友と言えるのではないかなと思います。(一方的にそう思っています笑)
中学・高校の部活も一緒でしたし、割と音楽などの趣味も近くて、土日になるとお互いの家を行き来して、ギターを弾いたりゲームしたりしていました。
懐かしい。中でも印象に残ってるのは、A4のノートを使ってずーーーーーーっと2人でギャグ漫画を書いていたこと、なんですよね笑
僕はそこまで絵がうまかったわけでは無いので、僕がシナリオを作ってそこに大地が全力で絵を乗せていく。
そんな感じで色々な(今思うと頭がおかしいような)漫画を書いては、人に見せて笑せるを繰り返しまくっていました。高校の3年間で、おそらく毎週1つの漫画を作り続けていたんじゃないかな(勉強しろ)
んで、なんでそんなに漫画を書くのが楽しかったのかを紐解くと、間違いなく「リアクション」だったんです。
「作ること」はもちろんですが「それをみた人の最高のリアクションを見ること」が面白すぎたんですよね。
漫画を書いて、それを友達に見せて、驚いたり笑ったりしてるのを見るのがとにかく最高に楽しかったのを覚えています。
僕が全力で仕事をして、お客様から最高のリアクションをもらうのが大好きになった原点は、大地と二人で全力でふざけ続けた、あの時間にあるのではないかなと思います。
再び一緒にモノづくり
その後、流石に大学は別々になったのですが、あんなに仲良く毎日一緒に過ごしていたのにほぼほぼ会わなくなったんですよね。
当然ですが、環境や生活も何もかも変わるので、中学からの友達と今でも会って話す人ってかなり少ないんじゃないかなーと思いますね。
そんな感じでずーーーっと疎遠になっていた我々ですが、僕が地元でバレーボールチームを作った時にフラッと「遊びにくる?」と声をかけたのを期に再び交流する機会が増えていきました。
当時、大地はwebマーケティング会社でデザイナーとして活動していたのを知っていたので、バレーボールチームのユニフォームやロゴのデザインをお願いしてみました。
20年ぶりくらいにまた何かモノづくりを一緒にしていて嬉しかったのはもちろん、そのデザインのデキが良すぎてチームメンバーのみんなのリアクションもめちゃくちゃによくて、一連のやりとりが本当に楽しすぎたのを覚えています。
それを期に、僕がフリーランスとして請け負っていたWebデザインやロゴデザインのお仕事を大地にお願いするようになり、お仕事としても一緒にモノづくりをするようになっていきました。
久しぶりに一緒に制作活動をしていても、2人ともまったく変わっていなかったのは、「最高のリアクションを見ること」を制作の目的にしていたこと。
「最高のリアクションを見ること」は結果的にクライアントの想定を超えるモノづくりに繋がっていました。
毎度お客様から嬉しい言葉を頂いているうちに、ふと思ったことがあります。
中学生の時に出会い、その後別々の道を歩いていたはずなのに、当時大切にしていた「最高のリアクションを見ること」を軸にしてお互い活動し、一緒にまたモノづくりをやっている。これは結構すごいことだなと。
めちゃくちゃ恵まれているし、そんな人なかなかいないんじゃないでしょうか。
多分この先、面白いことをやろうとするときに何かしらの形で大地とは関わっていくだろうと思った時に、2人で事業をやるということに割と自然といきつきました。
最高のリアクションを
一緒にデザイン事業をやるとなった時に、決めたことがあります。
何度も登場しているキーワードになりますが、「目の前の人から最高のリアクションを頂くことを最優先とする」です。
ここ3年フリーランスエンジニアとして、様々な制作会社様からお仕事を請負いクリエイティブに関わってきました。
その中で予算の関係でどうしても踏み込めないこと、納期の関係でどうしても踏み込めないこと、作業時間の関係でどうしても踏み込めないこと、「こうしたい」と思っていることに100%踏み込めない。
こんな経験がいくつかあり、「僕一人で叫んでも、もっと踏み込めるのに踏み込めない」みたいな経験が残念ながらあったんですよね。
ぶっちゃけこの現象は、自分がフロントに立って事業をやらない限りは、変えることができない。
そう判断しました。
なぜならフリーランスとして制作会社様の一員となって事業に関わるということは、「すでに決まった要件から逸れずに再現する」スキルが求められることが大半だからです。(これが良いとか悪いとかいう問題ではありません。役割・ポジションの話です。)
このことについてはデザイナーとして会社に勤めていた大地も同様に感じていた悩みでした。
「どうせ一緒にやるなら、とことん目の前の人に関わろう。」
「そしてお客様から最高のリアクションを頂いて、なんならお客さんと一緒に美味しいご飯でも食べられるような関係性になれたら最高だよね。」
そんな僕たちの半ばエゴ・理想を形にするためにデザイン事業「NEAR」を立ち上げました。
NEARという事業名は、僕が個人でフリーランスエンジニアとして活動していた時につけた名前を引き継いでおり、「エンジニア」の言葉の中にある”ニア”の部分と、英語の「近くに」という意味から、「エンジニアとして技術を提供すること以上に、よりお客様の課題の近くに寄り添っていく」という想いを込めています。
「僕たちと関わっていく人たちが、1段2段と事業をどんどん大きくしていき、その結果として僕たちが”最高のリアクション”をいただき続けること」が、常に追い続けていく夢であり基本姿勢です。
今この記事を見てくれているあなたと一緒にデザインやマーケティングを通して美味しいご飯やお酒を囲んで、楽しい話ができる未来を作っていけたら最高だなと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
合同会社FreelanceBank
CEO 原祐太