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NEARのロゴができるまで

NEARデザイナーの若生です。 NEARを立ち上げる経緯については別記事にて解説がありましたが、NEARのロゴデザインについてもどういった経緯で出来ていったのかご紹介出来ればと思い記事にまとめました。ぜひぜひご覧いただければ幸いです。

NEARとは

ロゴを制作するにあたって、まずは代表の祐太と「NEARってなんだろう?」というところから整理しました。
クライアントから最高のリアクションを頂くために、制作において普段から取り組んでいることは何なのかを掘り下げ、改めて言語化していく作業から始めました。
最高のリアクションには、クライアントの想定を超えるようなご提案が不可欠であり、そのためにはまずは想定(要望)をしっかり把握することが必要になります。しかし、クライアントの要望が初めからすべて顕在化されていることは多くありません。

そこで制作において一番大切にしているのが「クライアントの潜在的な要望(こうしたい)を引き出す」ということでした。

理念を形に

NEARが大切にしていることが改めてはっきりと定まったところで、実際にそれを体現するようなロゴデザインの制作へと進めました。
ロゴの核である理念や思いが決まってしまえば、あとはスムーズにアイディアは出てきます。(良し悪しは別ですが)
核に沿ってとにかくラフを描きまくります。ラフに限らずロゴデザインでは特に「見立て」を繰り返します。ここでいう「見立て」というのは、参照する事象の構造・形状・意味を、生成するモノに転用することを指します。
そういった工程を繰り返すことで、抽象化された形状に複雑な意味合いを持たせることができ、ロゴデザインに深みがでます。
(極端な例をだすと「/ \」という単純な線で構成された形状を漢字の「八」と見立てることで「末広り」という意味を持たせ、縁起のいい形状へと昇華させることができます)
そして琴線に触れるようなグッとくるラフをいくつかピックアップしてブラッシュアップしていきます。

デザインが複数案できたところで、今回は代表の祐太を相手に提案資料をまとめプレゼンへと臨みます。
デザインを複数案作成するのと同等またはそれ以上の注意を払って提案資料を作成します。どんな良いデザイン案だとしても提案資料によってクライアント側が受けとる印象がガラッと変わってしまうからです。
伝える情報に優先度をつけ、場合によっては必要のない情報は削って何度も作成とチェックを繰り返します。
チェックする際のポイントとしては「翌日見る」というのを大切にしています。特に朝見るのがオススメです。前日の夜眠い中作った提案資料の煩雑さがパッと見で分かります。

そして完成へ

提案資料を見ながらあーだこーだ言いながら無事デザイン案が確定。
「」(鉤括弧)をモチーフにした案に決まりました。クライアントの潜在的な要望にスポットライトを当てるイメージして制作。
他の案と比べて一番コンセプトがわかりやすいというのが決め手でした。(あと見た目が祐太の好みだった)
これからはこのロゴと一緒に制作活動を頑張っていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。

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