Mefit
- コーポレートサイトデザイン
- フライヤーデザイン
- ロゴデザイン
札幌市にあるパーソナルジムMefitのコーポレートサイト、ロゴ、フライヤーを制作いたしました。 「あなたに合った価値がみつかる。」をコンセプトに、ロゴデザインから制作を始め新規オープンに合わせてコーポレートサイトをローンチいたしました。 コピーライティングから、写真撮影までクリエイティブ制作を一貫して担当いたしました。
https://mefit-gym.com/Mefit
制作過程
ご依頼は、新しくパーソナルジムを立ち上げるので窓口にもなりブランディングにもなるコーポレートサイトを制作したいというものでした。
制作の目的やご要望を深堀りするため、またブランディングにも関わるのでパーソナルジム立ち上げのバックグラウンドを知るためにヒアリングの機会をいただきました。
ジムを立ち上げるきっかけとそれにかける思い
ご依頼主は、Mefitを立ち上げる前に大手パーソナルジムのトレーナーとして勤務経験があり、その中で大手ジム特有の汎用的なトレーニングマニュアルでは、あらゆる人の悩みに対応しきれないことがあると気づき、その問題点を払拭するようなジムを自身で創ろうとMefitを立ち上げられました。
所作や生活様式、身体的特徴、トレーニングの様子などからその人だけのオーダーメイドのトレーニングマニュアルを作り、その人に最適な方法でその人にぴったりの価値(健康・見た目・理想の数値)を見つけるスタイルのパーソナルジムということで、ジムの名前である「Mefit(メフィット)」には次のような思いが込められていました。
【「Me(自分自身)」「Merit(価値)」「fit(フィット)」→ 自分自身に合う価値を「Mefit」がフィットさせる】
ヒアリングを進める中で、ブランディングのためにもこの思いを「Mefit」のロゴに込めた方が良いのではないかと判断し、当初ご依頼の予定には無かったのですが、ロゴデザインの制作をご提案しました。
まずはロゴから
ロゴデザインを提案するにあたって一番重視したのは、Mefitの名前に込められた「思い」を表現することです。また、当たり前ですが「思い」を表現するだけでなくご依頼主に「コレだ!」と気に入っていただけるものである必要があるため、「思い」に沿ったデザインで複数パターンをご提案しました。
今後の展望としてジムのオリジナルグッズを制作する可能性があるため、想定し得るグッズにロゴを使用した際にどう見えるかイメージ画像も用いてご提案しました。
自分を綺麗にする場所でありたい
ヒアリングをする中で、Mefitは単にトレーニングする場所・自分を鍛えて追い込む場所ではなく、「自分を綺麗にする場所でありたい」というキーワードが出てきました。
トレーニングジムというよりも美容業のイメージに近いということもあり、通う度に綺麗になる「美容室のような場所」をコンセプトにクリエイティブの方向性を定めました。
サイトを訪れた方がパッと見で、自分を綺麗にする「美容室みたいな雰囲気だ」と感じてもらうために、市場のイメージから「美容室っぽさ」を抽出してサイトへ反映させる必要がありました。
まず、複数の美容室のコーポレートサイトを調査したところ、ビジュアルに関して共通しているポイントがあり、「店舗・モデル写真を大きく使用」「色使いは白・ベージュ・緑・薄いグレーが多い」などが挙げられました。
※話の流れの妨げにならないよう前項で省略しましたが、なぜ市場の「美容室」サイトの調査が「美容室みたいな雰囲気だ」と感じてもらうことに繋がるのかを解説します。
「コカコーラっぽい雰囲気の色は?」と聞かれたら「赤」と答える方が多いのではないでしょうか。それはコカコーラのパッケージや広告を通して普段から赤色を見ているからです。「〇〇みたいな雰囲気」は普段から「〇〇」を見る際に付随して目にする要素によって形成されます。
あらゆる人が普段から「美容室」で検索した際に表示されるサイトの共通要素を抽出したら、それは「美容室みたいな雰囲気」のサイトを作成することへ繋がると考えこのような手法でデザインへ落とし込んでいます。
伝えたい情報の優先度
ロゴデザイン及びコーポレートサイトデザインが固まったため、それらのトンマナに合わせてMefitグランドオープンを知らせるフライヤーの制作へ進みました。
コーポレートサイトとは違い、Mefitを認知していない方へ向けたものになるため、伝えたい情報の優先度もサイトとは変わってきます。そのため、まずは伝えたい情報とその優先度をヒアリングし、それに沿ってデザイン案を作成しました。
同程度の優先度でも、レイアウトやサイズによって読み手の印象がガラッと変わってしまうため、パターンを複数ご提案しデザイン案を決定しました。